家具を工夫して部屋を広く見せる方法
多くの日本人は、「部屋が狭い」と感じた経験があるでしょう。わざわざ広い部屋に引っ越さなくても、家具を工夫することで部屋を広く見せることが可能です。そこで今回は、部屋を広く見せるインテリア術をご紹介します。
まずご紹介するのは、床を見せる方法です。家具を置く場合、部屋の三分の一ほどの割合で置くのが理想的だと言われています。しかし、実際にはそれ以上の家具が置かれているケースも多いでしょう。人間は、床が視覚的にふさがることで、実際の空間よりも狭く感じてしまいます。そのため、多くの家具が設置されている場合でも、家具をまとまったスペースに寄せて床が見えるようにすると、部屋が広く感じるようになります。
次に、鏡を利用してみましょう。鏡に部屋の空間や外の景色が映りこむことで、視線が遠くまで移動し、部屋が広く見えるようになります。さらに、大きな鏡を設置することで、単純に鏡の向こう側にも空間が広がっているように見え、部屋を広く見せることもできます。鏡を設置する方法は、スペースを取らずに部屋を大きく見せられる良い方法と言えるでしょう。
最後に、照明を使った方法をご紹介します。ダウンライトなどで部屋の隅を照らすことで、視線が部屋の隅に行きやすくなり、奥行きを感じやすくなります。また、間接照明を使って天井や壁を照らすことで、目の錯覚によって部屋の奥行きを感じやすくなります。照明は部屋の雰囲気づくりにも効果的なため、うまく活用していきましょう。
ご紹介した通り、同じ大きさの部屋でも、家具を工夫することで、空間を広く見せることが可能です。この記事を参考に、部屋が快適に感じるよう工夫してみてくださいね。