時価と簿価の貸借対照表について
やっぱり資産というのは、増やしたいと思います。でも資産形成するという場合の資産というのを考えてみましょう。損益計算書で税金を考えるわけですが、やはり普通に考えたら実際のお金の出入りを考えないといけません。もちろん、税金のことを考えますけど。要するにキャッシュフローですが、このキャッシュフローに対応した貸借対照表というものがあります。税金の計算も、だいたい財産のことは分かりますが、やっぱり別だなと思います。財産がいくらあるか知りたい、実際にいくらあるのか知りたい。増やしたいのは税金をどれだけ払うかというのではなく、現実の資産を増やしたいわけです。貸借対照表は帳簿上の財産の数字ですが、これを簿価といいます。そして、今いくらの価値が実際にあるかというのが時価です。資産形成は時価で考えましょう。